この秋からセレクトを増やしたデッドストックアイテム。シーズン立ち上がりという事もあり非常に好評です!!! たまにはこんなアイテムもおもしろいですね!!
そん中から、ちょこちょこお問い合わせをいただいているスリーピングシャツのご紹介!!!
DEADSTOCK 50's
" BRITISH ARMY SLEEPING-SHIRTS "
Price:¥11,000+tax
50年代に生産された、イギリス軍刑務所で支給されていたプリズナーシャツ。ざっくばらんに言うと囚人用のパジャマです。
しかし、囚人用とは思えないほど優れたデザインが魅力。戦時中の時代背景というのもありますが、スリーピングシャツなだけに作りも非常にシンプル。プリズナーアイテムはヴィンテージの中でも人気が高く、コレクターが多いのも納得です!!!特にイギリスものは流通量も少なく、デザイン的にも秀逸なものが多いそう。
商品について色々と魅力的なポイントが多くありますが、入荷の決め手はサイズ感・何とも言えない小慣れた雰囲気。素材は薄手のコットンフランネル。ゆったりリラックス感のあるサイズ感で、ふわっと柔らかく着心地も軽い。これは相当寝やすい服だったんでしょう。
DEADSTOCK(デッドストック)という事で、商品は製造時から新品の未使用のまま(新古品とも言うそうです)、長らく倉庫に眠っていたのを古着のバイヤーさんや卸業者さんが見つけてくれるのですが、しっかり状態を見てベストコンディションのものを納品させてもらってます。
未使用品なので、もちろん水も通っていません。
そのままでも充分かっこいのですが、店頭には洗いをかけてご用意。
これが洗うと、
こうなります。
洗う事で生地本来のネップ感が際立ちます。一気に雰囲気出てくれてますね!!!
内側にはサイズ表記と1954の製造年、戦時中のイギリス軍捕虜を示す矢印記号「ブロードアロー」がつきます。
この矢印は矢尻から派生したしたもので、主に政府の"軍の備品"という意味に近い、"(女)王の所有物"であることを示し、収監した戦争捕虜への支給品である事が見て取れます。
使っているボタンはミルクボタン。
ミルクボタンは40年代〜50年代のヨーロッパものに広く使われ、このボタンを見ただけで大体いつの時期のどの国かまで分かる人もいるみたいです。使われた糸も当時のまま!!!
デッドストック品のため、入荷サイズはワンサイズ。表記ではSize1と記されていますが、日本サイズのだいたいM〜Lぐらいの感じです。
身長175㎝・体重65キロのタルで少しゆとりのあるサイズ感。このゆったりした感じが絶妙に洒落てます。
袖口にはボタン・カフスがなく、身幅もゆったりした作り。サイズ感非常に広いです。
大きめの人も細身の人も、写真とほとんど同じ雰囲気で着てもらえるゴールデンサイズです!!!!
季節柄、袖はまくって着てますが、そのままでも良い感じ。
今ならシャツ・ジャケット感覚で、寒い時期はネルシャツ感覚でインナーにも使ってください!!!